- 歌や手遊び、リズム遊びを通じて、声を出す楽しさやことばの音に触れる機会をつくります。
- お子様の発達段階に合わせた関わりで、無理なく発音やことばの表現に挑戦できるよう支援します。
- 音のまねやことばのやり取りを楽しみながら、相手に伝えようとする気持ちを育みます。
- 一人ひとりの「できた!」を丁寧に認め、次の挑戦への意欲や自信につなげます。
- 個別の支援に加え、小集団での活動も取り入れ、お友達とのやり取りの中で伝える経験を重ねます。
- ご家庭とも成長や関わり方を共有し、日々の暮らしの中でもことばを育むサポートを行います。
発声につながるストレッチング
呼吸と口、体をゆるめて。安心して声を出せる一歩をつくります。
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Point 01
まずは深呼吸から歌う前に、鼻からゆっくり息を吸い、口からふーっと吐く練習をします。風船をふくらませるように息を届ける遊びなどを通じて、呼吸を意識するきっかけをつくります。落ち着いたペースで行い、声を出す準備を整えます。 -
Point 02
口まわりを楽しく動かす頬をふくらませたり、唇をすぼめたり、口を大きく開けたりする動きを遊びに取り入れます。鏡を見ながらまねをしたり、動物の表情をつくったりすることで、口の動きを楽しみながら確かめられます。お子様の様子に合わせて無理なく進めます。 -
Point 03
体をゆるめて声につなぐ肩を回す、腕を伸ばす、軽く体を揺らすなど、歌に合わせた簡単な動きで緊張をほぐします。できる範囲で体を動かしたあと、短い音や好きな歌に声を重ねてみます。安心できる雰囲気の中で、「声が出た」という実感を育みます。
口の形や舌の動きを意識する練習も、お子様の様子に合わせて取り入れます。たとえば、歌詞の一部を一緒に声に出したり、短い音やことばをリズムに乗せてまねたりしながら、無理のない範囲で発音に挑戦します。正しく言えることだけを目標にするのではなく、自分から声を出したこと、音をよく聞いてまねしようとしたことも大切な一歩として受け止めます。
言語聴覚士をはじめとするスタッフが、お子様の発達段階や得意なこと、その日の気分やペースを見ながら活動を調整します。繰り返しが安心につながるお子様には同じ歌を楽しみ、慣れてきたら音やことばを少しずつ変えるなど、一人ひとりに合わせて進めます。声を出すことに戸惑いがある場合は、まず聞いたり、身振りで参加したりするところから始めることもできます。
歌やリズム遊びの中で「伝わった」「できた」という経験を積み重ね、自分の声やことばを使う楽しさにつなげていきます。お子様の小さな変化を大切にしながら、保護者の方とも成長を共有し、日々の暮らしの中でことばを交わす喜びが広がるよう支援します。

活動で広がる、聞く力・合わせる力
発音の練習は、口の動きや音を確かめるだけでなく、「聞く」「待つ」「相手に合わせる」といったコミュニケーションの経験にもつながります。すてっぷあっぷでは、音楽やダンス、遊びなどを通して、音に合わせて鳴らしたり、合図を聞いて止めたりする活動を取り入れています。音の変化に気づいて反応することを、遊びの中で楽しみながら経験できます。
活動では、みんなで順番にダンスを踊ってみたり、みんなで同じリズムを繰り返したりします。自分の番まで待つ、友達の音を聞く、合図に合わせて一緒に鳴らすといったやり取りを通じて、集団の中での関わり方を少しずつ学んでいきます。音に合わせて声を出したり、歌の一部分を一緒に歌ったりすることで、発音やことばの表現に挑戦するきっかけも生まれます。
最初は音楽の音を聞くだけでも、好きな音楽を一度歌うだけでも大切な参加です。スタッフが一人ひとりの様子やペースに合わせて働きかけ、できたことを一緒に喜びながら、安心して取り組める雰囲気をつくります。「音が聞けた」「順番を待てた」「みんなと合わせられた」という小さな経験を積み重ねることが、自分の声やことばを相手に届ける自信につながっていきます。
ことばを日常のやり取りへ。専門スタッフの支援
歌やリズム遊びの中で生まれた「声を出してみたい」「この音を言ってみたい」という気持ちを、日々のコミュニケーションにつなげていくことを大切にしています。言語聴覚士をはじめとする専門スタッフが、お子様の発達段階や得意なこと、難しさを丁寧に捉え、一人ひとりに合った関わり方を考えます。音の聞き分けや口の動かし方、声の出し方などを、お子様が安心して取り組める遊びや活動に取り入れ、無理のないペースで練習します。
言語支援では、正しい発音だけを急いで目指すのではなく、お子様が音に気づき、自分なりに声やことばで表現する経験を重ねることを重視します。歌の一節を口ずさむ、伝えたいことを短いことばで伝える、相手の反応を受けてやり取りを続けるなど、小さな一歩を丁寧に受け止めます。「伝わった」という実感が次の挑戦への意欲となり、ことばを使う自信につながっていきます。
活動での気づきは、保護者の方とも共有し、ご家庭での会話や遊びの中でも活かせる関わり方をお伝えします。施設での練習を日常のやり取りへと広げ、お子様が自分の思いを伝える喜びを重ねられるよう、専門スタッフがご家族と一緒に成長を支えていきます。
小集団で育むコミュニケーション
歌やリズムを楽しむ活動は、声や発音に親しむだけでなく、人と関わる力を育む機会にもなります。活動の中では、自分の気持ちをことばや表情、身ぶりで伝えること、相手の話を聞いて応じること、順番を待つことなどを、お子様の発達段階に合わせて経験していきます。歌う順番を交代したり、友達の音に耳を傾けたりする場面を通じて、やり取りの楽しさや「伝わった」という喜びを重ねられるよう支援します。
また保育士や言語聴覚士などのスタッフが一人ひとりの様子を見守り、安心して参加できる環境を整えながら、小さな挑戦やできたことを丁寧に認めます。自分の思いを伝える方法は、ことばだけとは限りません。お子様に合った伝え方を大切にし、少しずつ他者とのやり取りへ広げていきます。
保護者の方とも活動での様子や成長を共有し、ご家庭で取り入れやすい声かけや関わり方をご案内します。たとえば、歌の一節を一緒に口ずさむ、返事を急がず待つ、お子様の伝えようとする気持ちを受け止めるなど、日常の中にもコミュニケーションを育む機会があります。施設と家庭が連携し、お子様のペースに合わせて経験を積み重ねることで、歌の中で育った「話せた!」という自信を、毎日のやり取りへつなげていきます。
お問い合わせ・見学のご案内
当事業所では、児童発達支援の利用をご検討されている保護者の皆さまを対象に、随時見学・個別相談を受け付けております。お子さまが安心して過ごせる環境や当事業所の支援方針や雰囲気を感じていただくことを目的としています。見学時には事業所内のご案内をはじめ、支援内容や一日の流れ、ご利用に関するご説明を行い、ご不安やご質問にも丁寧に対応いたします。見学・個別相談は事前予約制となっておりますので、ご希望の日時を明記のうえ、お問い合わせフォームまたはお電話にてお気軽にご連絡ください。なお、行事や支援状況により、ご希望に添えない場合がございますので、あらかじめご了承ください。